Live concerts of BELL’Z


◇May 22, 2016 (Sun) BELL’Z 我孫子市 近隣センターこもれび にて演奏
                 演奏時間:16:10~17:00


私は、2月20日以来、久々にBELL’Zの演奏を聴きました。
その後の演奏は、どうであったのか分かりませんが、本日は今までと違ったアレンジでした。
従来はSax sectionが中心的なアレンジでしたが、本日は、Tp sectionを主体にどの曲もアレンジされた演奏であった様な気がします。

Tpのパートが長いと共に、ソリストとしての演奏の場が多くありました。
従来のBELL’Zのスタイルは、カウント・ベイシー・スタイルのアレンジのBig Bandだと思いますし、私も大変気に入っていました。
本日の演奏は、Tpにフューチャーしてコンボの要素をミックスした新たなチャレンジだった様に感じました。

その面で、元気であったのはやはりTpのNさんとBassのSさんでした。
全体的な感触では、他の皆さんは元気がなくノリがなかった様な 印象でした。

また、女性の皆さんの元気のない感じは、Columnにも掲載しましたが、前日の21日に東京・小金井市で事件があったことも影響が
あったのでしょうか。 これから暑くもなります、皆さん元気を取り戻してください。
これからも色々とチャレンジをした演奏を聴きたいと思います。

◇演奏曲

・イン・ザ・ムード(In the mood)
    大好きなグレン・ミラーの代表曲で、いつもながら良かったです。
    SaxのSさん良かったですね。

・茶色の小瓶(Brown Jug)
    ジャズ・スタンダード・ナンバーです。
    「茶色の小瓶」を改めて調べたら本来、洋酒の瓶を指すそうです。
    オリジナルの歌詞には「彼女はジンが、僕はラムが大好き (She loves gin and I love rum)」という部分があり、
    生活に困窮しても飲酒をやめないアルコール依存症の夫婦の様子を歌った曲でした。

・ひょっこりひょうたん島
    NHK放送の人形劇の主題曲で懐かしい曲であり、センスの良いジャズ・バージョンです。
    以前とは異なるアレンジでした。Tp sectionが順番に4人での掛け合いと、PfのTさんのコード、リズムが良かったです。

・名探偵コナン
    青山剛昌の少年漫画作品であり、テレビではアニメとドラマでの曲。
    なかなかのアレンジです。PfのTさん、コードを弾きながら体でリズムを取り、スマイルが良かったですね。

・となりのトトロ
    1988年に日本のスタジオジブリで制作された長編アニメーション作品。
    全体的には、Sax、Tp、Tbで掛け合いが軽快でよかったです。
    そして、バリトンSaxのYさんのソリストのパートの演奏、久々に聴き非常に良かったです。

・トリステーザ(TRISTEZA)Goodbye Sadness
    ボサノヴァというよりサンバ、ブラジルの名曲。一寸聴くと明るい曲ですが、歌詞には深い悲しみが込められた曲です。
    Saxで始まりTpと掛け合いが聴きどころでした。TpのNさん、そして、締めでPfのTさん光っていました。

・Sing Sing Sing
    ベニー・グッドマン楽団の代表曲でTbとTpの掛け合いによる躍動感あるイントロと、SaxとTpの華やかなメロディですが、
    いつもと若干違う気がしました。
    しかし、 Kさんのドラム・ソロは何時もながら、エキサイトして最高でした。大好きな曲です。

◇Encore

・September
    本日は、SaxのCさんにフューチャーしてのアレンジでした。
    BELL’Zの演奏はノリノリで良いですね。

私は、BELL’Zの代表曲だなという曲は、Sing Sing Singだと思っています。
本日の演奏は、全体的にも所々でもTpにフューチャーしたアレンジだったと思います。

代表のNさんはカウント・ベイシー・スタイル(サウンド)が好きなのだと思っています。
そして今までのSing Sing Sing は、カウント・ベイシー・スタイルのアレンジであったと思います。
個人的には以前のアレンジの方が好きです。また、BELL’Zらしい感じがします。Big Bandらしい演奏のアレンジでした。

Tpのソリストの演奏は、LA FIESTAで大いに聴かせてください。
加えて、BELL'Zで、PerとバリトンSaxにフューチャーしたアレンジを聴きたいと思います。
次回の演奏を楽しみにしています。

 

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