Live concerts of LA FIESTA


◇May 22, 2016 (Sun) LA FIESTA 我孫子市 近隣センターこもれび にて演奏
                   演奏時間:15:00~15:50


初めて聴く機会でした。
BassのSさんとTpのNさんだけが元気でした。

BassのSさんが、今までエレキベースであったが、本日は、楽器名称はエレクトリック・アップライト・ベースなのでしょうか、新しい楽器でした。アメリカではウッド・ベース(クラシックではコントラバスと呼ばれる)が多いですが、しかし、エレキベースよりウッド・ベースに近い音で
良い音でした。

PfのTさん、コードを引きながら体でリズムに乗って凄くいいです。

コンボとビッグバンドとの違いは、曲のアレンジが際立つのとソリストの活躍の場が多いことと思います。
その分、良し悪しがハッキリとしてアレンジが問われる厳しさがあります。良い場合は凄く引き込まれますね。

◇演奏曲

・モーニン(Moanin’)
    Drのアート・ブレイキー率いるジャズ・メッセンジャーズが1958年に発表したアルバム "Moanin'"の1曲目に収録されている同名の
    楽曲で、また、ピアノ担当のボビー・ティモンズが作曲。
    TpのNさんのソリストによる演奏は初めて聴きましたが、凄く良かったですね。
    ディジィー・ガレスピーのスタイルの吹き方が似合っていました。
    PfのTさんが全体を上手く纏めている感じでした。良いですね。

・リカード・ボサノバ(Recado Bossa Nova)
    ブラジルのジャルマ・フェヘイラ(Djalma Ferreira)が1959年に作曲したボサノヴァの曲で、ジャズのスタンダード・ナンバー
    でもあります。
    TpのNさんのソリスト良かったです、足のリズム・バランスも面白くいいですね。

・いつか王子様が(Some Day My Prince Will Come)
    ウォルト・ディズニーの1937年アニメ映画『白雪姫』 の挿入歌。
    PfのTさんが曲を纏めている感じで、リズムが凄く良かったです。

・煙が目にしみる(Smoke Gets In Your Eyes)
    ミュージカルナンバーでありジャズのスタンダード・ナンバーの楽曲。
    ビッグバンドとは異なり、本当にオリジナルの落ち着いたアレンジの曲でした。

・キャラバン(Caravan)
    1935年、デューク・エリントン(Duke Ellington)と、エリントン楽団のトロンボーン奏者ファン・ティゾールが作曲したジャズの楽曲。
    TpのNさんとSaxのSさん、息がピッタリでいいですね!!良かったです。
    本日は、TpのNさんのソリストはのっている。ブレス・バランスの際の体と足のアックションが良かったです。
    PfのTさんのコードとリズムが良いですね。
    DrのKさんは速いリズムが最高に乗っていました。

◇Encore

・Good news
    やはり締めのアンコールにはピッタリでした。コンボでの演奏もいいですね。
    これもTpとSaxの息が合っていました。Pfものっていました。
    何よりTpのアックションが良いですね!!

それぞれの楽器担当のみなさん、キャラクターもそれぞれ個性がありますが、ミュージシャンとしても特徴があり、
皆さん本当にJAZZミュージシャンだなと思います。最高にSWINGしています。

私は、コンボはそれぞれ特徴があり大好きです。プロの例では、MJQはヴィブラフォンが入ったクワルテットであり、
また、これもクワルテットで、Dave Brubeckはピアニストであり、Take Fiveは特徴あるアレンジで大好きです。
この様にアレンジで、聴いてLA FIESTAだと分かるような特徴のあるアレンジにチャレンジして頂けると最高ですね。

屋内で演奏の際、ショートで良いので、『ジャム・セッション』 が聴けたら嬉しいです。

全体的に、それぞれの曲でTp、Sax、Pf、Dr、Bassの方々のソリストとしてのパート、良かったです。
次回の演奏を楽しみにしています。

 

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