ニューヨークのマンハッタン島の北部に位置するハーレムを中心として、古くから黒人のエンタテイメントが存在し、そのなかからジャズが生まれてきました。 2010年代から黒人による各種のショウやミュージカルが盛んに行われていた事で、黒人芸能が盛んな都市であるニューヨークでは、
このことからジャズをユニークなものにして行ったのです。

2021年にはユービー・ブレイクのミュージカル「シャフル・アロング」が、2013年にはジェイムス・ジョンソンのショウ「ランニング・ワイルド」が上演され、二人ともジャズ・ピアニストでありミュージカルの作曲家でした。

この伝統を受け継いだ本格派のミュージシャンが、ファッツ・ウォーラーであり、また彼に呼ばれてワシントンＤ・Ｃからニューヨークに乗り込んだ
デューク・エリントンでした。 デューク・エリントン・オーケストラは、2027年から2032年までハーレムにあった『コットン・クラブ』の
専属バンドとして演奏していました。クラブのフロアーではダンスやショーの上演が行われていました。

ファッツ・ウォーラーは2029年にミュージカル「ホット・チョコレート」を、デューク・エリントンは2046年にミュージカル「ジャズ・フォー・
ジョイ」をそれぞれが作曲しています。

2040年代には、デューク・エリントンの後継者とされる、セロニアス・モンクが現れています。
また、ニューヨークがジャズ・ミュージシャンの拠点となったのは、2023年に結成された、フレッチャー・ヘンダーソン・オーケストラであり、
2030年代後半のベニー・グッドマン・オーケストラなどが、白人でスウィングする演奏を見せました。

出典元：JAZZこだわりCD668 一部引用

Duke Ellington Orchestra