◇Feb. 20, 2016 (Sat) BELL'Z 柏 Studio WUU にて演奏
演奏時間 18:00~20:00
日中から雨でしたが夕方から雨足が強くなり、来場者に影響したようでした。
会場はコンボのライブには余裕のスペースですが、Big Bandにはきつそうでしたが楽しく聴けて、素晴らしい時間を過ごせました。
ジャズはいつ聴いても気分が良いですが、夜に聴くのは別格です。夜のニューオリンズのフレンチ・クォーターで、ある店でのライブを聴いた時の
雰囲気を思い出しました。
◇第一部
・Get it on
多くの吹奏楽部のスターティング・ナンバーで演奏されますが、さすがBELL'Z、スイングしていて軽快でした。
改めて、原曲(黒い炎)の歌詞を読んで驚きました。しかしジャズ・バージョンとしての乗りは最高ですね。
・Strike up the band
George Gershwinの曲かと思いますが、Count BasieスタイルでBELL'Z独自のスイングした曲でした。これも良いですね。
・The days of wine and roses
映画『酒とバラの日々』のテーマ曲で、ヘンリー・マンシーニ作曲の楽曲。懐かしい曲です。
・Chicago
Oscar Peterson Trioの曲を昔聴いたような記憶があります。
・Smoke gets in your eyes
たしかジェローム・カーンの作曲で、ビッグバンドではグレン・ミラーやミュージシャンではソニー・ロリンズなどがカバーしている
ジャズのスタンダード・ナンバーです。
トランペットのリードで綺麗な曲でした。パーカッションが良かったです。
・Old devil moon
私としては知らない曲でしたが、全体に何ともいい感じで、やはりパーカッションがスイングして曲全体が盛り上がっていました。
気に入りました。
・Sing Sing Sing
ベニー・グッドマン楽団の代表曲ですが、何時もながらトロンボーンとトランペットの掛け合いによる躍動感あるイントロと、
サックスとトランペットの華やかなメロディ、そしてKさんの今日のドラム・ソロはエキサイトして最高でした。大好きな曲です。
◇第二部
・Tank!
サンライズ制作の日本のSFアニメ作品、『カウボーイ・ビバップ』(Cowboy Bebop)のオープニング・エンディング曲と作中の
BGMは、一部を除いて全て『菅野よう子』が作曲し、『シートベルツ (THE SEATBELTS)』が演奏している曲です。やはり軽快でした。
・Rush
・星間飛行
テレビ・アニメ『マクロスF』の挿入歌で、作曲は同じく『菅野よう子』です。
・Ballad for a rough year
・Spain
チック・コトリクア作曲のジャズ・ナンバーです。Big Band BELL’Zならではのアレンジが最高のスイングした曲でした。
・moment's notice
John Coltrane は大変懐かしいです。好きなミュージシャンの一人です。C(地)さんのサックスのトーンがクリアーでソロ・パートが
乗っていました。ビッグバンドでの方がよりスイングしますね。
◇Encore
・September
他のバンドの演奏を聞いたことがありますが、それよりBELL’Zはノリノリで良かったです。
・Good news
ショート・バージョンだと思いますが、軽快で締めのアンコールにはピッタリでした。
セクション毎のメンバー紹介ありがとございます。より親近感を感じます。代表のNさんの話は聞き手をリラックスさせて話も大変楽しいです。
第一部の開始時にNさんのTpのソロの演奏の予定が飛んでしまった様ですが、またの機会に、ソリストとして長めのパートで聴かせてください。
第二部の進行役が Tp の Fさんに代わりました。彼の友人が結婚直後で会場に来ているとのことで、長々と紹介の後に何と "ウェディング・マーチ" を演奏しました。本人も個人的ではありますがと断りはありましたが、格安チケットとはいえ有料のコンサートです。
公私混同をされ大変残念でした。会場の皆さんは、 BELL'Z のジャズを聴きに来ていたのです。無料のコンサートであれば問題ないと思います。
ピアノフォルテは、今回は急遽依頼されたとのことですが、お名前を聞き漏らしてしまいました。コードとリズムが凄くスイングしていて
ノリノリで、聴いていて楽しくなりました。
屋内で演奏の際、ショートで良いので、その時々の楽器編成による少人数での 『ジャム・セッション』 が聴けたら嬉しいです。
全体的に、それぞれの曲でTp、Tb、Sax、Per、Dr、Bassの方々のソリストとしてのパート、良かったです。
Pfのも聴きたかったです。
次回の演奏を楽しみにしています。